金・プラチナで拝見するところ

金・プラチナで拝見するところは、読める刻印、石や破損の状態、箱・書類の対応です。刻印が読めないときは読めなかったことを記録すれば足り、刻印だけでは品物の真偽や金額を判断できません。

品位は純度を千分率で表したもので、例えば750は1000分の750を示します。白金の品位区分は999・950・900・850です。

造幣局は、ひし形の900とPtの記号で品位90%の白金を示す例を挙げています(造幣局の案内・2026年10月時点)。

造幣局の品位証明は任意の制度で、証明記号のない製品もあります。見た目や刻印の有無だけで素材を決めず、読めた文字と分からない点を分けておくと、相談で説明しやすくなります。

金とプラチナの指輪やネックレスをまとめたところ
  • 金:999=K24、750=K18、585=K14(純度は千分率)
  • 白金(Pt)の区分:999・950・900・850
  • K18・Pt900だけの刻印は、造幣局の証明記号ではない
  • 形見として残す指輪や装飾品を先に分ける
  • 読める刻印と、傷みが気になる部分をメモする
  • 箱や書類は、対応が分かる品物とまとめ、見つからない物や対応不明の物も伝える
  • 箱の名前や記載額だけを、今回の金額として考えない

形見の指輪や首飾りは、いつ取り分けますか?

形見として残したい指輪や首飾りは、相談に含める前に取り分けます。その前に、家族の希望を確かめておきます。

結婚指輪や祝い事でもらった首飾りは、金額を知る前に、残したい家族がいるかどうかを聞いておく品物です。

誰が身につけていたか、どんな機会に使っていたかという記憶も、一緒に書き留めておくと話し合いの手がかりになります。

話し合いの手がかりに書き留めること
  • 誰が身につけていたか
  • どんな機会に使っていたか

素材が分からない装飾品は、元の箱と一緒にまとめる

素材が分からない装飾品は、名前を決めつけず、元の箱との組み合わせが分かる形でまとめます。

見た目だけで金かどうかを決めたり、記号の意味を調べ終えたりしなくても、相談できます。素材が分かる物と分からない物は、別の袋や小箱に分けて置くのが基本です。

元の箱との組み合わせが分かれば、後から対応を照らし合わせられます。飾りと留め具のように離れた部分も、同じまとまりとして記録します。

細い鎖をほどく、汚れを落とす、外れた部分を直すといった作業は、相談の準備としては不要です。作業前の状態のまま、気になるところを伝えてもらえれば足ります。

切れた鎖や片方の耳飾りは、修理しておきますか?

修理は先に決めなくて構いません。切れた箇所や片方だけであることを記録しておくと、状態が正確に伝わります。

切れた鎖や組み合わせの分からない耳飾りは、破損や欠品の状態を具体的にメモしてください。刻印が読めないときも、そのことを添えて問い合わせれば足ります。

取り扱いの可否や拝見の方法は、品物の状態を聞いたうえで、事前に確かめます。相談する物と、残すと決めた物は、分けておく方法があります。

家族と話すために価値を知りたいときは、手放すかどうかまだ決めていないことと、相談の目的を最初に伝えてください。金額と、思い出として残したい気持ちは別に考えられ、金額だけで結論を急がずに済みます。

切れた鎖や片方の耳飾りで記録すること
  • 切れた箇所
  • 片方だけであること
  • 破損や欠品の状態

買い取れない品物は、お住まいの市町村の出し方(粗大ごみ・一時多量ごみなど)で出せます。手放さない品物は、そのままお手元に残ります。

費用の有無と、訪問の流れ

よくある質問

金かどうか分からない装飾品も相談できますか?

相談できます。素材の判断を済ませる前に、分からないことをそのまま伝えてもらえれば足ります。読める刻印や付属の箱などがあれば、相談内容を整理する手がかりになります。

切れたネックレスや片方の耳飾りはどうすればよいですか?

修理や足りない部分の購入は、先に決めなくて構いません。切れている箇所と、片方だけであることをメモして現在の状態を伝えれば、取り扱いについて相談できます。

形見として残すか迷う指輪は、先に手放すと決める必要がありますか?

手放すと決めなくても、相談できます。残したい家族がいないかを話し合い、判断がついていないことを相談時に伝えてください。価値を知るための相談と、手放す判断は別の段階です。